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個人事業主でも1,000万円調達!東北の林業者がリースバックで資金繰りを解決した事例

個人事業主でも1,000万円調達!東北の林業者がリースバックで資金繰りを解決した事例

「個人事業だから無理」という常識を覆す

法人であれば様々な資金調達の選択肢がある一方で、個人事業主は融資枠に限界があり、資金調達に苦労するケースが少なくありません。今回ご紹介するのは、東北地方で林業を営む個人事業主が、融資に頼らずリースバックで約1,000万円の資金調達に成功した事例です。

この方の年間売上は確定申告ベースで約1億円。個人事業としてはかなりの規模ですが、それでも法人と比べると金融機関からの融資枠には限界がありました。

林業ならではの高額な設備投資

林業で使用するトラックは、一般的な運送業のものとは全く異なります。伐採した大きな丸太を運搬するため、車体そのものよりも特殊な架装部分にお金がかかるのが特徴です。

通常のトラックであれば車体を購入すればそれで済みますが、林業用の車両は荷台部分に丸太を積み下ろしするための特殊な装置が必要です。この架装費用が車体価格を上回ることも珍しくありません。

この個人事業主が直面していたのは、所有する特殊車両の修理に数百万円の費用がかかるという問題でした。さらに、事業拡大のために車両を増やしたいという希望もありました。

融資では間に合わない―時間との戦い

法人化すれば融資枠も広がるため、ちょうどその準備を進めていた時期でもありました。しかし、車両の修理は待ってくれません。

融資を申し込めば審査に時間がかかります。急いでいる時ほど、その時間が惜しいもの。そこでこの事業主が目をつけたのが、所有する車両を活用したリースバックでした。

個人事業主も対象になった転機

実は、リースバックサービスの多くは法人のみを対象としており、個人事業主は利用できないケースがほとんどでした。この事業主も当初は「個人事業だから難しいのでは」という懸念を持っていたといいます。

ところが、ちょうどこの時期に提携先のリースバック会社が個人事業主も対象とするようになったのです。トラックや重機など、ある程度の価値がある車両を保有している個人事業主であれば、リースバックが可能になりました。

これは、法人化を待たずとも資金調達ができることを意味します。

雪降る前の東北へ―現地確認の重要性

リースバックの審査では、書類だけでなく実際に現地を訪問して車両の状態を確認することが重要なプロセスとなります。

今回のケースでは、担当者が東北の山奥まで足を運びました。スキー場が近くにあるような見晴らしの良い場所で、雪が降ればアクセスも難しくなる立地です。訪問したのは幸い雪が降る前の時期でした。

現地では、特殊な林業用トラックを実際に目にすることになります。一般道を走る普通のトラックとは全く異なる、丸太を運ぶための大型車両。担当者も「こんな車は初めて見る」と驚いたそうです。

審査から実行まで約2週間

リースバックの流れは以下の通りです。

まず事前に確定申告書や車検証などの書類をメールで送付し、机上での査定を行います。これにより、おおよその調達可能額が提示されます。

次に現地訪問です。車両の状態確認、実際に動くかどうかのチェック、そして事業主との面談を行います。面談では事務所の確認も重要なポイントです。電話やメールでは繋がっても、実際にその場所で事業を営んでいるかどうかを確認する必要があるからです。

現地確認で問題がなければ、最終的なゴーサインが出ます。契約書を取り交わし、車両の名義変更手続きに入ります。

今回のケースでは、現地訪問から約1週間で承認が下り、契約から資金実行まではトータルで約2週間程度でした。相談開始から数えても、半月ほどで資金調達が完了しています。

名義変更のポイント―ローンやリースが残っている場合

車両のリースバックで注意すべき点があります。車検証の所有者欄が自社(または自分)名義であればスムーズに名義変更できますが、ローン会社やリース会社の名義になっている場合は追加の手続きが必要です。

この場合、まず既存のローンやリースを精算し、所有権を自分に移す必要があります。その後でリースバック会社への名義変更となるため、若干時間がかかることを想定しておく必要があります。

とはいえ、これらを含めても大幅に遅れることはなく、順調に進めば半月程度で完了するケースがほとんどです。

1台で約1,000万円の調達に成功

今回リースバックの対象となったのは1台のみでしたが、特殊車両ということもあり、約1,000万円という金額での調達に成功しました。

この資金で当初の目的だった車両の修理費用をまかない、その他の運転資金にも回すことができました。

融資であれば審査から実行まで数週間から数ヶ月かかることも珍しくありません。しかし、リースバックであれば2週間程度で資金が手元に届く。この「スピード」が、急を要する場面では大きな価値を持ちます。

個人事業主の新たな選択肢

この事例から学べるポイントをまとめます。

個人事業主でもリースバックは可能になりつつあります。以前は法人限定だったサービスでも、対象が広がっているケースがあります。諦めずに問い合わせてみる価値はあるでしょう。

特殊車両は高い査定がつく可能性があります。一般的なトラックよりも、林業用や建設用などの特殊車両は市場価値が高く、まとまった資金調達に繋がることがあります。

融資と比較してスピードが早いのも大きなメリットです。書類準備から現地確認、契約、実行まで、順調に進めば2週間程度で完了します。急ぎの資金需要には有効な選択肢です。

法人化を待つ必要がない点も見逃せません。将来的に法人化を予定していても、今すぐ資金が必要な場合は個人事業主のままでリースバックを活用できる可能性があります。

資金調達というと融資を真っ先に思い浮かべがちですが、所有する資産を活用する方法も検討に値します。特に、時間に余裕がない場合や、融資審査に通りにくい状況にある場合は、リースバックという選択肢を覚えておいて損はないでしょう。

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