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資金繰りに悩む法人必見!リースバックを活用した資金調達法

資金繰りに悩む法人必見!リースバックを活用した資金調達法

資金繰りが苦しく、運転資金が足りないと感じている建設系や運送会社の経営者の皆さまへ。ビジネスローンを組みたくても審査が通らず、解決策を探しているのではないでしょうか?そんな法人の皆さまにとって、リースバックは有効な資金調達法となり得ます。本記事では、リースバックの基本概念からメリット・デメリット、具体的な活用手順、そして成功事例と注意点までを詳しく解説します。

リースバックの基本概念

リースバックとは、自社が所有する資産を一度売却し、その後リース契約を結ぶことで、引き続きその資産を使用しながら資金を調達する方法です。例えば、会社が所有する不動産や車両をリース会社に売却し、その資産を賃貸する形で使用し続けます。これにより、資産を手放すことなく、まとまった資金を迅速に得ることができます。特に、銀行からの融資が難しい場合や、資金を自由に使いたい場合に有効な手段です。

リースバックのメリットとデメリット

メリット

  1. 迅速な資金調達が可能:審査が比較的緩やかで、短期間で資金を得ることができます。
  2. 資金の自由な活用:調達した資金に使途制限がなく、運転資金や新規事業への投資など自由に使えます。
  3. 資産の継続利用:売却した資産を引き続き使用できるため、業務に支障が出ません。

デメリット

  1. 賃料の負担:リース料が市場相場より高くなる場合があり、長期的なコスト増加につながる可能性があります。
  2. 資産喪失のリスク:リース契約が終了した際に資産を再取得できない場合があります。
  3. 信用リスク:リース会社との契約内容によっては、信用情報に影響を及ぼす可能性があります。

リースバック活用の具体的な手順

  1. 資産の選定と評価:まず、自社が所有する資産(不動産、車両、機械など)をリースバックの対象として選定し、その市場価値を評価します。
  2. リース会社への相談:複数のリース会社や専門業者に問い合わせ、条件や手数料、リース料などの見積もりを取得します。
  3. 契約内容の精査:提示された契約条件を詳細に確認し、メリット・デメリットを比較検討します。必要に応じて交渉を行います。
  4. 契約締結と資金受取:契約が成立したら、資産を売却し、資金を受け取ります。同時にリース契約が開始されます。
  5. リース期間中の対応:リース料を期限通りに支払いながら、資産を引き続き使用します。期間中に契約内容の変更がないか定期的に確認します。
  6. 契約終了時の対応:リース期間が終了した際には、再リース、資産の買い戻し、返却などの選択肢があります。事前に計画を立てておきます。

成功事例と注意点

成功事例

建設会社A社は、所有する重機をリースバックすることで、銀行融資が難しい状況でも迅速に運転資金を調達しました。その資金を元に新規プロジェクトを受注し、業績を回復させることに成功しました。

注意点

  1. 総コストの把握:リース料や手数料など、長期的な総支払い額を事前に計算しておきましょう。
  2. 契約内容の確認:再取得オプションやリース料の変更条件など、契約条項を詳細に確認することが重要です。
  3. 信頼できる業者の選定:実績や評判を確認し、信頼性の高いリース会社と契約を結ぶようにしましょう。
  4. 財務計画の策定:リースバック後の資金計画を明確にし、資金繰りの改善に活用しましょう。